米国債総発行額が4日、16兆ドルの大台を突破した。米国人は、米国債の保有者は誰かと疑問を投げかけている。中国新聞社が伝えた。
FOXニュースのウェブサイトは同日、「中国から大半の資金を借りていると思うならば、それは間違いだ。では一体誰が我々の米国債を保有しているのだろう」という内容の記事を掲載した。
報道によると、米国債の3分の2は、全国社会保障信託基金や公務員・軍人の退職金計画等の形式により、米国政府・米国の投資家・未来の退職者の手に握られている。米国政府の近年の債務のうち、中国が保有するのはわずか8%未満だ。
国債の予算管理を主張する某機関のジョージ・ゴードン政策主任は、「中国は米国債の最大の保有国であるが、国債の大半は我々自身の手に握られている」と指摘した。