このほど開催された「2012中国芸術品産業博覧会」発表会で明らかになったところによると、2011年の中国芸術品市場の取引総額は2108億元(約2兆6350億円)に達し、世界芸術品市場の30%のシェアを占め、世界一となった。中国は世界で最も活気あふれる芸術品市場となった。光明日報が伝えた。
欧州美術博覧会(The European Fine Art Fair)が発表した、「2011年世界芸術品市場すう勢報告」によると、2011年の世界芸術品市場の取引総額は461億ユーロに達した。このうち中国は138億ユーロで世界一となり、その発言権と影響力が急速に高まっている。
北京市文化局の関宇副局長は、「2011年、北京の芸術品市場の取引総額は1260億元(約1兆5750億円)に達し、全国の60%を占めた。北京はロンドンや香港と並び称される、世界で最も重要な芸術品市場の一つとなった」と語った。
中国文化部と北京市政府が共催する「2012中国芸術品産業博覧会」は、9月26日から10月2日にかけて、北京市で開催される。
(人民網日本語版) 2012年9月9日