同時に発表された「アジア国家(地域)の消費者から見た人気ブランドトップ10」によると、中国・マレーシア・インド・日本・シンガポール・韓国・ベトナム・タイにおいて、日本と韓国を除く国では、消費者に人気のあるブランドは、いずれも自国のブランドではないことがわかった。例えば、中国ではアップルとマクドナルド、インドとタイではソニーとサムスン、シンガポールではアップルとサムスンだった。
世界ブランド実験室の主席であり、ノーベル経済学賞の受賞者でもあるロバート・A・マンデル氏は「日本人は自国のブランドに極めて忠誠であり、日本の消費者に人気のブランドトップ10はいずれも自国ブランドである。しかし、日本のブランドの世界での人気、特に中国での影響力はどんどん衰えており、日本企業と日本の経済に及ぼす影響は深刻なものになるだろう」と指摘している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年9月27日