トヨタ自動車、中国での販売が15%減 8月

トヨタ自動車、中国での販売が15%減 8月。

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発信時間: 2012-09-27 17:41:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

  ◆低迷する日本車

 日本新華僑報網によると、日本自動車工業会会長、トヨタ自動車株式会社社長の豊田章男氏は定例記者会見に出席した際、このほど中国で発生した大規模なデモ活動で日本車が破壊されたことについて、「自分たちが作った車をあんな風にされてとても胸が痛む」と語った。

 長期化するデモ活動を受け、現在までに日本自動車メーカーの売上高が2億5000万ドル減少し、中国現地の工場で1万4000台が減産されている。しかもこの数値は現在も増加を続けている。「不可抗力」の要素が増加しており、消費者は日本車の購入に慎重な姿勢を見せている。日本車のPR活動も展開できず、販売が滞っている。

全国乗用車市場情報聯席会の崔東樹副秘書長は9月24日、「日本車の低迷は、さまざまな要因が重なった結果生じている。外部要因の圧力の他に、トヨタはこれまで保守的な商品戦略を展開してきたため、中国市場で力を失った。日本車の中国市場におけるシェアは、近年低下傾向を示している」と指摘した。

データによると、日本車の中国市場でのシェアは2010年の23.5%から2011年の22.7%に低下し、今年上半期時点で22.3%となった。今年8月、日本車の販売台数は前年同月比2%減となり、その他のブランドに遅れを取った。このうちトップブランドのトヨタは、8月の販売台数が前年同月比15.1%減となり、業績低迷が常態化した。

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