さらに、ホンダや日産、スズキなどの自動車メーカーが中国での減産を次々に発表。ホンダやトヨタの株価も下落が目立つ。一方、26日、トヨタ自動車が、日本から中国への完成車の輸出を当面停止するとの報道が流れたが、トヨタ中国は同日、「真実ではない」と否定した。
このほか、ソニーやキヤノン、日立、パナソニック、東芝など電子機器製造メーカーの株価も軒並み下落している。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券・投資情報部の藤戸則弘部長は、「中国の需要が急減するなら、各企業は利益計画の見直しを迫られ、営業リスクが高まるため、株価に対する影響も長期化する恐れがある」と見ている。