総会開催はメンツのため
専門家は、日本が今回の総会で過去の「経済強国」というイメージを取り戻すことは不可能だと見ている。国内の衰退した市場、巨額の貿易赤字、円高、日々悪化する中日関係は日本の産業に大きな打撃を与えた。
総会の開催は野田首相の見栄のためにすぎず、国内世論や国際社会でメンツを取り戻し、党内や政治ライバルに「民主党政権はこれほど厳しい経済状況でもこのような大きな会合を開催できる」と示し、民主党政権に能力があると思わせることが目的だ。ところが、実際は野田政権が「なんとか維持できている」と示すだけである。
中日の金融協力 半年は大きな動きない