報告書の番付のうち、上海は「経済的影響力」において5位にランクインし、内外の交流が盛んな玄関都市の指標においては4位となった。玄関都市の指標とは、一連のデータによって、都市のグローバル性と海外に対する吸引力などを評価するものである。関連データには飛行機のフライト数、客の運送量、ホテルの客室数、外国直接投資を吸収するメリットなどが含まれる。外国直接投資を吸収することに関して、上海はプロジェクトの数、投資金額、共に2期連続でトップに輝いている。
また、同報告書は、上海は今後も成長し続け2025年までに多元化した雇用の拠点となると予測している。一人あたりの生産性や富の集中度などにおいて世界の最先端都市と並び、上海の都市の価値はロンドンと東京の間に入ると見られている。
更に、ニューヨークとロンドンは同時に「経済的影響力」において3位となり、中国香港は「ビジネスし易い環境」および「人口構成のバランスが良く、生活し易い環境」の項目において2位となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年10月12日