中国は軍事力の現代化を急ピッチで進めている。中国はこのほどカンボジアに対する影響力を利用し、ASEAN内部で、南中国海の領土問題の解決に向けた取り組みを妨害している。中国はまた、国連が総合的な手段を発展させ、イランやシリアの問題を処理することを妨げている。
中国が経済を重視する外交政策を放棄することはあり得ない。米国は中国政府に対して選択肢を提供すべきだ。調和的な経済環境を望むならば、中国政府の関係者は乱暴な外交政策を推進するべきではない。このような強硬なやり方が続けられれば、中国の平和的な台頭とは一つの段階にすぎないとされる。米国はより直接的な挑発を免れないだろう。(ニューヨーク大学政治経済学教授 デビッド・D・H・デヌーン)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年10月18日