中国国務院が先般発表した『衛生事業発展「十二・五」計画(第12次5カ年計画、2011-2015年)』は、医薬・衛生システムの構築を速めることを提起している。医薬産業の政策を整備し、医薬品業界の統合再編を奨励することで、産業集中度を引き上げ、企業の技術革新の促進を支援することで、産業のコア競争力と持続可能な発展を達成する力を強化することを目指す。22日付中国証券報が伝えた。
『計画』は地域の衛生計画と医療機関の設置において、公立以外の医療機関に十分な発展の余地を与える事を明確に示している。公立病院の資源が豊富な都市は、国有企業の運営する病院を含めた一部の公立病院の制度改正・再編成への社会資本のより多様な方法での参入を誘導・奨励することができる。2015年までに、公立以外の医療機関の病床数とサービスが医療機関全体に占める割合を20%前後に引き上げることを目指す。
「中国証券報」より 2012年10月22日