最近になるまで、中国の投資先はアフリカやラテンアメリカなどの発展途上国の自然資源が中心だと思われていたが、今は欧米などの先進市場も中国からの巨額投資を受け入れている。投資先には資源プロジェクトやその他の業種もある。特に2012年、中国の投資には著しい変化が見られる。
アメリカでの上述の例を見ても、ヨーロッパで行われたその他の買収行為を見ても、中国企業は世界的なブランドを目指している。さらに、このような傾向は今後数年も続くと見られる。米国の消費者が周りの「米国企業」を見分けることはますます重要になっているが、中国の米国での投資がもたらすメリットにも目を向けなければならない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年10月22日