原子力発電所建設プロジェクトの再開の基本方針は「確実に正常な建設を再開し、安定的かつ秩序だって推進すること」である。そのため、中国核エネルギー産業協会の専門家は「原発建設事業の再開のペースはそこまで速くはならないだろう。その上、原発建設は長期サイクルであるため、2020年の原子力発電所設備容量の目標は6000万キロワットほどに引き下げられる可能性がある」との見方を示している。
証券会社の研究員は「日本の福島原発の事故発生後、国務院常務会議は、原子力安全計画が採択されるまで、準備作業を含む原発建設プロジェクトの審査・認可を一時凍結することを明確に示した。この度、両計画が承認されたことは、1年半中断されていた原発の新規建設プロジェクトの審査・認可の再開を意味するものであり、原子力発電設備及び部品製造企業が恩恵を受けると見られる」と指摘した。