中国の家計資産と超富裕層の増加について報告は、「中国は資産の拡大が世界一速い国であり、世界第3の家計資産を有する。2000年から現在までに、1人当たり家計資産は3倍以上に増加した」、「中国の家計資産の増加は、経済成長や私有化を特徴とした経済改革だけでなく、高い貯蓄率と完備された金融体系にも後押しされている。また私有不動産、建築プロジェクト、農村の土地も中国の家計資産の重要な供給源となっている」と指摘した。
ロイター通信は23日、評論の中で「中国の超富裕層の増加率は非常に高いが、一方で都市と農村の二元化、地域の発展のアンバランスといった問題も表れており、貧富の格差が深刻化している。これは、資産の配分面で問題を抱えているためだ。中国の家計資産状況に対する評価は『比較的良好』であり、欧米の『良好』と比べてやや劣る」と指摘した。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年10月25日