「世界贅沢品協会(World Luxury Association):中国人の海外消費に関する心理動向報告」によると、海外を訪れる中国人観光客の90%が、旅行の主要目的のひとつに「贅沢品の購入」を挙げていた。
キャリアウーマンの陳さんは、「価格差が縮まるのなら、中国国内での購入は、十分検討の価値がある。ただ現在の値上げ幅では、まだ欧州の方が安く、デザインの選択肢も多い。頻繁に欧州に行く友人もいるので、節約できるところは節約する」と語る。彼女は、贅沢品の値上がり動向にずっと注意しており、価格差が10%程度ならば、国内で買う事を考えるという。「贅沢品を買いにわざわざ欧州まで行くことはあり得ない。価格差が受け入れられる範囲なら、多少高くても国内で買う」。(編集KM)
「人民網日本語版」2012年10月26日