――中国がこれまで優勢を占めてきた産業の衰退について、どう思うか。
隆部長:現段階では、安価な人件費が高騰し課題が生じているが、世界範囲で見れば中国は依然として低賃金による優勢を占めている。世界最大の発展途上国、世界第2位の経済大国として、中国には大きな市場潜在力が残されている。今後10年間ほどで、中国は唯一無二の低コスト・大市場の2大優勢を占める投資環境を形成することになる。供給面から見ると、中国の整ったインフラ、沿海地区の密集した世界的な産業群は、中国の投資環境をさらに力強く支える。
過去10年間、中国は世界の分業が低付加価値の労働密集型から、高付加価値化に向かうことを推進してきた。このアップグレードは、特にモバイル通信機器、高い技術力を持つ機械設備の分野で特に顕著だった。これにより中国は、発展途上国の工業化・都市化推進における生産設備に対する需要を満たした。資本密集型・技術密集型の製品は、すでに一定の国際競争力をつけている。このような流れは維持する必要がある。
问:如何看待我国传统比较优势的衰退?
隆国强:现阶段,尽管低成本劳动力优势受到挑战,在全球我国依然保持一定的低成本优势。作为最大的发展中国家和全球第二大经济体,我国还有巨大的市场潜力。未来10年左右,我国将拥有独一无二的兼具低成本和大市场两大优势的投资环境。从供给上来看,我国完善的基础设施和沿海地区集聚的世界性产业集群将进一步支撑我国的投资环境。
过去10年内,我国参与全球分工正在从劳动密集的相对低附加值环节向更高端的环节升级,这种升级势头尤其体现在移动通讯设备领域和高技术含量的机电产品领域。这使得我们能够满足发展中国家推进工业化、城市化过程中对资本品和成套设备的需求。资本密集、技术密集的产品已经赢得了一定的国际竞争力,这种势头需要保持。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年11月5日