レアアース輸入の9割が中国から
中国は世界のレアアース生産・輸出で、独占的な立場を占めている。日本は近年、この戦略的原材料で中国に過度に依存しており、苦しい状況に陥っている。
世界ですでに発見されているレアアース埋蔵量の約3分の1を占める中国は、世界レアアース市場で9割以上のシェアを占めている。レアアースはほぼすべての業界で使用され、その中には最高級のハイテク製品が含まれる。国防でもレアアースは幅広く利用されており、これがなかった場合、米国は「エイブラハム」戦車、巡航ミサイル「トマホーク」、高精度爆弾、イージス艦のSpy-1レーダー等、最新鋭の武器を製造できない。
そのため、日本・米国・EUが中国産レアアースの主な買い手であるのもうなずける。中国が2009年にレアアースの生産量と輸出量を大幅削減すると、レアアース価格が高騰し、上述した買い手の悩みの種となった。
稀土进口九成自中国
中国几乎垄断了全球稀土生产和出口。近年来,日本因在这一战略原料方面过于依赖中国,处境相当尴尬。
拥有全球已探明稀土储量近1/3的北京,占据着全球稀土市场逾九成的份额。稀土几乎在所有行业都有应用,其中包括顶尖的高技术产品。在国防领域大有用武之地,倘若没有它,美国就无法制造出“艾布拉姆斯”主战坦克、“战斧”式巡航导弹、高精准智能炸弹、 “宙斯盾”Spy-1雷达等军工奇葩。
因此,日本、美国和欧盟成为中国稀土的主要买家,这也就不足为奇了。2009年,当中国大幅削减稀土产量和出口之后,引起了稀土价格的飞涨,也令上述主要买家大为恼火。