香港株式市場、当面調整局面続くか
米国の「財政の崖」や欧州債務危機が、世界の投資家の注目を集めている一方で、中国の新政策の方向性に関する議論も盛り上がっている。香港株は欧米市場の動きに追随すると同時に、内陸部のA株市場に一定の影響を与えている。香港と中国内陸部市場の連動性が強まるにつれ、香港株式市場が直面する不確定要素も増えつつある。22日付中国証券報が伝えた。
11月21日、香港株式相場はA株の反転上昇を受け、続伸した。ハンセン指数は上昇して始まり、その後底堅く推移していたが、一時売り優勢により下げに転じ、終盤に再び買い優勢の展開となり、株価指数が押し上げられた。同日、ハンセン指数は前日比296.08ポイント(1.39%)高の21524ポイントで引け、取引高は523億7000万香港ドル。
テクニカル的には、ハンセン指数が21000ポイント付近で一定の調整を経て上昇トレンドに入っている。しかし、21800ポイント付近の抵抗感も強く、これに今後の市場の各種不確定要素を加え、香港株式市場は短期的に調整局面が続く可能性が大きく、投資家の自信も厳しい試練に直面するだろう。
港股暂难摆脱震荡格局
美国财政悬崖问题和欧债危机成为目前全球投资者所共同关注的焦点,而当前内地方面新的政策方向亦成为投资者所争论的焦点。港股在跟随欧美市场脚步的同时,对内地A股的走势更加关注,而在两地市场联动性不断加强之后,港股市场所面临的不确定因素也同时增加。昨日,港股受A股反弹提振呈现出稳健的攀升态势。恒指早盘高开之后震荡整固,盘中受沽压作用走低,尾盘多头发力推升股指,至收市,恒指升296.08点或1.39%,报21524点,成交523.7亿港元。
从技术走势上看,港股在21000点附近寻获支撑后有震荡上行的趋势,但不难看出,21800点附近的阻力亦不小,加上后期各种不确定因素的变化,港股的震荡格局或许短时间内还将会持续,而投资者信心也将面临着更为严厉的考验。