中国は農業用物資の消費大国であるが、1万社近くある農業用物資の流通企業のうち、中央国有企業である中国農業生産資料集団公司と中化化肥控股有限公司の2社を除き、市場シェアが5%を超えている企業は一つもない。トップ5の企業の市場シェアを合わせても10%に届かず、農業用物資の流通市場の潜在力は大きく、今後の発展が期待できる。23日付中国証券報が伝えた。
業界関係者は「現在の農業用物資の流通市場ではチェーン経営の発展が目覚しく、農業技術の普及・情報サービスの提供の重要性が日増しに高まっている。特にチェーン経営が農業用物資流通市場の主な経営モデルとなる中、今後の市場の改革は関連企業にとって、重要な成長のチャンスとなるだろう」との見方を示している。
◆目覚しいチェーン経営の発展
チェーン経営モデルは近年、中国の農業用物資流通市場で幅広く普及しており、力強い成長力を保っている。チェーン経営は、中国の農業用物資の消費における地域的な特徴に合っている。近年、政府は、発展支援に向けた政策を強化し、大規模な農業用物資流通企業の形成、チェーン経営の発展に力を入れている。専門家は「農業用物資のチェーン経営によって、市場の秩序ある発展を促進することができる」と見ている。
我国是农资消费大国,但在近万家各类农资流通企业中,除中国农业生产资料集团公司和中化化肥控股有限公司两家央企外,目前尚无一家企业市场占有率超过5%,前5名企业的市场占有率合计不超过10%,农资流通市场有较大发展潜力。
业内人士认为,当前农资流通领域呈现出连锁经营发展迅猛、农技服务重要性日益突出的趋势,特别是连锁经营渐成农资流通领域主要的经营模式,未来农资流通领域出现的变革或为相关企业带来成长机遇。
连锁经营发展迅猛
连锁经营模式近年来在我国农资流通领域得到了广泛运用,显示出强大生命力。连锁经营适应了我国农资消费地域性等特点,近年来国家政策大力支持其发展,明确提出要大力培育大型农资流通企业,发展农资连锁经营。专家认为,农资连锁经营能够促进农资市场规范发展。