中国住宅・都市農村建設部(住建部)は12月5日、『国家スマートシティ建設に向けたテスト事業の展開に関する通知』を正式に通達すると共に、『国家スマートシティ建設テスト事業に関する暫定管理弁法』及び『国家スマートシティ(区、鎮)テスト目標システム(試行)』という2つの文書を発表し、テスト事業を展開するモデル都市の申請の受理を開始した。6日付中国証券報が伝えた。
『暫定管理弁法』は、スマートシティの建設は、中国共産党中央委員会及び国務院が示している「イノベーションによる発展のけん引、新型都市化の推進、小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的な建設」の達成に向けた重要な措置であると指摘している。「十二・五(第12次五カ年計画、2011―2015年)」期間中、スマートシティの建設向けの総投資額は5000億元を超えると市場は予測しており、各地域のスマートシティの建設ラッシュは、関連産業に2兆元の経済波及効果をもたらすと見られる。
「中国証券報」より 2012年12月6日