中国1隻目の空母「遼寧艦」の艦載機J-15
スペイン紙『エル・ペリオディコ』は12月2日、記事「中国に関する疑問」を掲載した。内容は以下の通り。
中国に関する疑問は、中国によって引き起こされた、我々の西側諸国に対する疑問ほど不安なものではない。一つの国が世界の強国となるための条件とは何か。これには容易に言い表せない必要要素が存在し、これらの要素もまた社会と時代により異なる。
しかしながら、欠かすことのできない要素を確定するのは良い方法だ。例えば国に強い軍事力・科学技術力・経済力がなければ、世界の強国とはなれない。上述した条件の一つでも欠ければ、帝国の候補者とはなれない。当然ながら、これらの能力をすべて一つの国家に帰するとすれば、我々が直面するのは厳粛な帝国計画かもしれない。中国はまさにそうだ。
【西班牙《今日报》12月2日文章】题:中国的质疑
关于中国的疑问远不如中国推动我们对自己提出的疑问更让人不安。很难确定一个国家可以跻身世界强国的条件是什么。存在一些不太容易说清楚的必要因素,而且这些因素又因社会和时代的不同而有所不同。
尽管如此,确定那些不可或缺的因素不失为一个好方法。如果一个国家没有强大的军事、科技和经济实力,那就不能称其为世界强国。缺乏上述任何一个条件都不能成为帝国的候选人。当然,如果这些能力都归于同一个国家,那么我们很可能面临的是一项严肃的帝国计划。中国就是这种情况。