ここ最近、香港市場上場の中国内陸部不動産株が急騰している。一方で、香港政府の不動産市場規制政策の影響により、香港の地元不動産銘柄はやや弱含みで推移している。しかし、一定期間の調整を経て、機関投資家の香港地元不動産銘柄に対するマイナス評価は徐々に改善している。12日付中国証券報が伝えた。
米証券大手メリルリンチは、中低価格帯の物件の売れ行きが高級物件より好調で、今後潜在需要の顕在化につれ、市場が活発的になり、不動産価格も安定的な推移となる可能性が大きいとの見通しを示している。低金利が続く中で、住宅供給が限られていることや、2013年の景気回復が期待されていることから、香港の不動産市場にはポジティブな見通しとなっている。また、香港の不動産株に対して、米大手投資銀行ゴールドマン・サックスもプラスの評価をしている。
近期,内地房产股在香港市场集体飙涨。与此同时,在港府楼市新政的打压下,香港本地地产股表现相对弱势。不过,在经过一段时间的调整后,各大机构对香港本地地产股的负面评价也逐渐改观。
美银美林分析,中下价格的户型表现将比豪宅好随着潜在市场需求释放,估计市场将转趋活跃,房价将保持稳定。在低息环境持续,住宅供应有限及明年经济情况将向好的前提下,香港房市前景维持正面。此外,看好香港本地地产股的还有高盛。
「中国証券報」より2012年12月12日