ブルームバーグは12月10日にウェブサイトで、記事「2四半期連続のマイナス成長 日本が技術的衰退に陥る」を掲載した。
日本は意外にも第3四半期の景気後退の予想を維持し、野党が提案したより力強い刺激策の必要性が際立った。
内閣府が10日発表した7−9月期実質国内総生産(GDP)の2次速報値は、年率換算で3.5%減となり、1次速報値と一致した。当社の取材に応じた21人のエコノミストの予想値は3.3%となっていた。日本政府は第2四半期のGDPを年率0.1%減に下方修正しており、日本はすでに衰退期に突入した。
輸出減、国内需要の疲弊により、世界3位の経済体が今四半期もマイナス成長となることが、これらのデータによって裏付けられた。自民党の安倍晋三総裁は、「無制限の金融緩和」による景気刺激を求めている。