中国社会科学院がこのほど発表した「中国マクロ経済運行報告2012」は、来年の中国経済が今年を上回る業績を達成し、GDP成長率が8.5%に、CPI上昇率が2.4%に達すると予想した。中国経済はさまざまな不利な要素に直面するが、積極的な要素も存在し、これにより経済回復・成長が促される。安定成長を促す政策の積極的な効果、所得分配制度を含む制度改革による拡張効果が現れる。全体的に見て、経済は調整の中で回復の力を徐々に集約し、変動の中で緩慢に上昇する流れを示す。中国社会科学院数量経済・技術研究所の李雪松副所長はこのほど、「来年の中国経済は安定的かつ温和な成長を実現し、GDP成長率が約8.2%に達するだろう」と語った。
「人民網日本語版」2012年12月14日