2013年、中国で流動性が全般的に緩和へ

2013年、中国で流動性が全般的に緩和へ。

タグ: 中国流動性緩和

発信時間: 2012-12-21 15:37:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国国際金融有限公司は、「来年の公開市場が逆現先を実施しなかったとしても、商業銀行の抱える資金が減少することはない」と指摘した。財政預金が第3四半期前、特に第2四半期に季節的な上昇を見せ、満期を迎える中央銀行手形をある程度相殺することを考慮すると、中央銀行は逆現先により各季節間の流動性を調節する必要がある。中央銀行が来年も法定準備金率を引き下げれば、流動性がより緩和される。

閉幕したばかりの中央経済会議は、「社会融資規模を適度に拡大し、貸付の適度な増加を維持し、実体経済発展の融資コストを引き下げ、経済の持続的・健全的な発展を促す」と提案した。アナリストは、「現状を見る限り、実体経済の安定成長が確定的となった」と指摘した。これらを背景とし、金融当局が今年下半期から継続している、公開市場操作の流動性需給全体バランスの維持という政策は、今後さらに継続されることになる。逆現先等のツールは柔軟な操作が可能であるが、経済の継続的・安定的な回復と足並みを揃えるため、中央銀行は市場の資金面に対して適時・適度な調整を行い、資金コストの低水準を維持する可能性がある。また今年以来の債券市場等の直接融資の高度発展、金融機関離れを背景とし、社会融資規模がさらに拡大される見通しで、銀行間市場システムの内・外部流動性の全体的な緩和を促す。

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