中国、13年はCPI小幅変動・PPI「前低後高」になるか

中国、13年はCPI小幅変動・PPI「前低後高」になるか。

タグ: 中国13年CPI

発信時間: 2012-12-24 16:45:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

2013年、消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)の動向はそれぞれ別々の動きを見せる見通しで、CPIが穏やかな水準で推移し、2.5%付近で変動する可能性が高く、1月は年内最低水準となる見込み。一方、PPIは前半は低水準で推移し、後半に上昇に向うという「前低後高」の構図になる可能性が高く、上半期は概ねマイナス局面が続き、下半期に2%前後まで回復する見通しだ。24日付中国証券報が伝えた。

2013年のCPIの動きから、インフレは依然穏やかで制御可能であることが分かる。まず、CPIのタイムラグ要因だが、前年同期に比べ弱まっている。2012年12月のCPIは季節要因により、伸び率が前月比で横ばいとなる可能性が高い。これにより、2013年のCPIのタイムラグ要因も概ね推測することができ、6月と7月に1.5%前後になることを除き、そのほかはいずれも1%以下になると見られる。

次に、新たな価格上昇要因を見ると、2013年の産出量ギャップ(需要ギャップ)は引き続きマイナス傾向となり、供給が需要を上回る情況が続くため、CPIに対する価格上昇圧力はそれほど大きくない。食品価格の上昇幅は限られる。周期的変動が最も顕著な豚肉で言えば、現在の豚の飼養頭数は繁殖豚(子取り用の母豚)5080万頭、生体豚(子豚、肥育豚)が4億7300頭で、いずれも過去最高水準である。豚肉の供給縮小を招くような想定外の打撃がなければ、豚肉価格は2013年第3四半期までは著しく上昇することはないだろう。非食品価格で見れば、経済が全体的に供給過多となる状況は依然緩和が見られず、CPIの非食品価格の上昇は抑制される見通しだ。

1   2   3   4    


iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。