業界関係者は「政府による不動産市場規制政策継続実施の方針の下、2013年の不動産市場は穏やかな上昇傾向を辿るだろう。成約件数と販売価格が揃って上昇する可能性もあるが、不動産価格は、全体的には大幅な変動はない」と予測している。25日付中国証券報が伝えた。
また、不動産市場の潜在的なリスクにも注意する必要があると指摘されている。一部注目都市における供給不足が、これら都市の不動産価格の上昇を招く可能性がある。地方財政の土地譲渡収入依存問題に根本的な改善が見られていない状況下、地方政府による規制政策の不徹底が不動産価格の上昇につながることも考えられる。
「中国証券報」より 2012年12月25日