米共和・民主両党は「財政の崖」を回避することに向けた協議において、クリスマス休暇前になっても合意に至っていないことを受け、21日の米株式市場は反落。一方で、欧州株式市場は債務危機収束に対する期待が高まったことで、上昇傾向を示している。25日付中国証券報が伝えた。
中国A株市場は横ばい傾向が続いており、政策に対する楽観的な見通しから、今後、市場は250日移動平均線を突破することが見込まれる。クリスマス休暇により、半日取引となった24日の香港株式市場は、ハンセン指数が22500ポイント上方で小幅変動し、取引が閑散だった。「財政の崖」が迫るにつれ、今後香港株式市場における短期的な調整リスクはますます高まると見られる。
「中国証券報」より 2012年12月25日