上海株総合指数、2200ポイント台に回復
12月25日、上海総合指数は2154.32ポイントの小幅安で取引開始、不動産や銀行などの主力株にけん引され、上海総合指数は上昇相場へ転換、一時2220.26ポイントの高値を付け、終値は前日比2.53%高の2213.61ポイントと2200ポイント台に回復した。深セン成分指数の終値は前日比3.01%高の8891.57ポイント。また、上海株式市場と深セン株式市場の取引高がそれぞれ1149億元、深セン株式市場の取引高が1060億元で、両市場の取引高がともに拡大した。26日付中国証券報が伝えた。
アナリストは「短期間内の大幅な上昇が続けば、利食い売り圧力が強まることは避けられない。特に25日午後には既に高止まり相場の兆候が現れていた。今後、市場の出来高が更に拡大しなければ、250日移動平均線の2217ポイント付近での変動が激しくなり、更には一旦調整期に入る可能性も高いある。中期的に見た場合、株価の続く急進は、相場の上昇トレンドが既に形成されていることを示しており、市場が中期的に強含みの傾向を維持する流れに変わりはない」との見方を示している。