七、中日韓が自由貿易協定を開始
11月20日、中日韓は三国間自由貿易協定(FTA)に関する交渉を正式に開始すると宣言した。中日韓はどれも世界で重要な経済体であり、経済総額は累計で14万億ドルに達し、世界経済総額の20%を占めている。三国間の自由貿易協定が一旦打ちたてられれば、東アジアの経済貿易協力の促進に有力であり、ならびに世界経済協力の構造に対し深い影響をおよぼすものと見られている。世界経済回復の前途がはっきりとしない背景下において、地域経済貿易協力を促進し共に成長することが、多くの国と地域の訴えとなっている。中日韓三国は地理的に近く、互いが重要な貿易投資パートナーとして、自由貿易協定に関する交渉において強固な基礎を備えており、将来の見通しは明るいとされている。