今後数年の消費傾向に関する報告書によると、日増しに拡大する中国の中産階級は、レジャーや娯楽、旅行やグルメにお金をかけるようになっているという。12の都市の1200名の消費者を対象に行った調査から、専門家が中国の消費者の10大消費傾向を導き出した。
1. 「安全性」はお金で買う。
食品の安全性に関わる事件が中国で頻繁に起きていたことで、中国の消費者の警戒心は強くなっており、多くの人が有機食品にお金をかけるようになっている。交通の安全も同様だ。事故が多発するために、自動車保険を買う人が増えている。
2. プチプライスの消費が増加。
洋服にしても映画にしても、中国の人は手軽で簡潔な支払を好む。短編の「ミニ映画」を見ることを好み、洋服も2000元かけて10年間着れる服を1着買うよりも、200元の服を10着買うことを選ぶ。