◆GDP成長率が8%前後に回復
経済の安定維持や構造調整の関連政策の効果が現れたことにより、2013年の中国経済の成長率が上昇し、通年のGDP成長率は約8%に達する見通しだ。投資構造の改善、消費拡大等の要因により、中国の経済成長の持続性が高まっており、中国は新たな経済成長周期を迎えつつある。4日付中国証券報が伝えた。
◆上海総合株価指数が3000ポイントを試す
経済指標の4カ月連続の好転、今後10年間の都市化投資が40兆元規模になる見込みを受け、2013年の中国の経済指標が低迷することはありえない。2013年のA株全体の業績成長率が約10%の水準に達した場合、市場全体の株価収益率は少なくとも約13倍の水準を取り戻し、上海総合指数は約2400ポイントに上昇することになる。仮に2013年の都市化による投資が2008年の4兆元に匹敵する規模に達した場合、市場が新たな強気相場を迎え、上海総合指数が3000ポイントに達する可能性もある。