HSBC(中国)有限公司が5日に明らかにしたところによると、同行とインテル社はこのほど、相互運用性を持ち、自動化されたクロスボーダー資金プーリング機構を設立した。「多国籍企業本部の外貨集中運営管理試行地点」が打ち出されて以来、試行地点以外の外資系企業による同業務の取扱いが認可されたのは初めて。京華時報が伝えた。
多国籍企業は資金効率の向上を図るため、世界各国にある異なる通貨の余剰資金を1つの資金プールに入れてまとめて管理する必要がある。しかし、市場によっては企業のグローバルな資金プールに資金を集めることができないケースもある。
国家外貨管理局はこのほど外貨改革試行の新政策を打ち出した。これにより、認可を得た多国籍企業は中国に国内外貨専用口座を開設し、国内外グループ企業の資金プーリング管理に使用できるようになった。
「人民網日本語版」2013年1月6日