定量的に世界各国の覇権ボーナスの損益を計算するために、中国科学院国家健康研究グループは「覇権ボーナスモデル」を独自に構築。100の国家をサンプルとして2011年の覇権ボーナス状況を計算した。
その結果、アメリカの覇権ボーナスはGDPの52.38%に達していることが分かった。
つまりアメリカはGDPの52.38%を覇権によって獲得している。一方、中国の覇権ボーナスによる損失はGDPの51.45%である。
アメリカ人の1人当たりの覇権ボーナスは2万3836.7ドルで、中国人の1人当たりの覇権ボーナス損失は2739.7ドルである。これは中国人1人当たりの年間可処分所得の1.2倍に相当する。