中国科学院が提出した最新の国家健康報告では、2011年に中国が損失した覇権ボーナスは、中国の軍事費の33倍、科学技術への投入額の44倍、教育への投入額の16倍、医療衛生への投入の37倍に相当する。
労働時間で換算すれば、中国の労働者の労働時間の60%は国際独占資本のために無償で労働し、「余剰価値」を創造していることになる。
もし覇権ボーナスで失われたGDPの半分があれば、中国の労働者の毎日の労働時間は20~30%短縮できるため、週休4日制の完全実施が可能となる。また北欧諸国同様の国民無償医療保険や、年金、教育等の福祉制度が構築できる。共に裕福で、福祉の厚い、資源を節約する環境に優しい社会を作ることができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年1月10日