この分野を維持したい心理は強いものの、家電分野でイノベーションや研究開発に大きな精力をつぎ込むことはないだろう。しかも日立は中国の三級、四級市場に販売チャンネルを持たない。
また、製品の競争力はそれほどでなく、突出したものもない。加えて高額である。長年にわたり、日立の冷蔵庫や洗濯機、クーラーといった白物家電は中国市場でトップ10圏外である。周縁ブランドになった日立は将来、カラーテレビ分野と同様に全ての家電分野を放棄する可能性が高い。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年1月14日