乗用車の生産・販売台数の増加は、主にセダンやスポーツ用多目的車(SUV)によるけん引を受けたものだ。このうちセダンの販売台数は前年比6.2%増の1074万4700台に達し、乗用車の販売増加に対する貢献度が60.8%に達した。SUVの販売台数は25.5%増の200万400台に達し、乗用車の販売増加に対する貢献度が39.7%に達した。ミニバンの生産・販売台数は、いずれも前年を下回った。
新エネルギー車が成長の原動力に
中国自動車工業協会の統計データによると、2012年の中国新エネルギー車生産台数は1万2522台に達した。このうちEVは1万1241台、PHVは1311台に達した。また新エネルギー車の販売台数は1万2791台となった(EVは1万1375台、PHVは1416台)。2012年のEVの生産台数は前年より98.8%増、販売台数は103.9%増となった。業界はこれを、新エネルギー車の長期的な発展の印としている。