2013年の中国のマクロ経済政策と改革の展望

2013年の中国のマクロ経済政策と改革の展望。 昨年9月以降、中国経済に明るい兆しが現れた。11月の社会融資総量(TSF)は前年同月比23%増、10月の製造業利益は同20.5%増加した。この2つのデータは、資金面の企業投資に対する制約が解除されたことを意味している…

タグ: 中国経済

発信時間: 2013-01-16 16:27:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◇改革がより積極的に

近年中国のリーダーは、改革と反腐敗の重要性を強調。今後3年の改革推進の可能性は次の3つに分類される。(1)非常に推進の可能性が高い改革。その多くは政府内部ですでに意見が一致しており、技術的準備も整い、改革の効果が容易にみられ、反対の力が相対的に分散している。(2)推進の可能性がある改革。(1)に比べて改革に時間がかかり、各シンクタンクが提案した政策意見や細かい設計がまだ相互に競争段階にある。当然政治やイデオロギー方面の懸念(特に土地改革など)や、利益集団の反対の声(反独占、個人所得税改革方面の内容)がある。(3)推進の可能性が低い改革。国有企業の私有化、不動産税改革、中央地方関係改革などイデオロギー的争議や政治リスクが存在し、利益集団の強い反対があり、技術的準備も整っていない。これらの改革は異なる業界の利益に異なる影響を与えるため、利益を得る業界もあれば、衝撃を受ける業界も出てくる。(作者:ドイツ銀行大中華区チーフエコノミスト)

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年1月16日

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