中国政府公式サイト「中国政府網」が17日発表した情報によると、国務院が先般発行した『全国海洋経済発展「十二・五(第12次5カ年計画、2011-2015年)」』によると、「十二・五」期間中、中国は海洋経済の全面的な発展により一層力を入れ、海洋経済の生産総額の年平均成長率を8%に引き上げることで、国内総生産(GDP)に占める割合は、2015年には10%に達する見込みである。
また、「十二・五」期間中、中国の海洋科学技術におけるイノベーション力を更に強化し、2015年を目途に、海洋科学技術の研究成果が実用・応用される割合を示す成果転化率を50%以上に、海洋経済への貢献率を60%以上に引き上げることが掲げられた。海洋経済の持続可能な発展がますます促進される見通しだ。
また、新たに建設される海洋保護区は80地区に上り、2015年までに海洋保護区が管轄海域に占める面積の割合は3%に達する。