日本経済は苦境に陥っている。世界経済の減速や円高の影響だけでなく、日本の政治が重い足かせになっていることが主な原因だ。日本の政治は右翼勢力にがんじがらめにされ、第二次世界大戦後の国際秩序に公然と挑戦し、「中国のものである釣魚島(日本名・尖閣諸島)を購入する」という茶番劇や韓国との独島(日本名・竹島)をめぐる争い、ロシアとの北方領土をめぐる争いなどを演じて、東アジア地域の平和と安定を大幅に損ない、日本企業の海外での投資利益や日本製品の海外市場での販売に大きな影響を与えている。政治と経済は切っても切り離せないもので、隣国の主権や領土を蚕食し、隣国の国民感情をたびたび損ないながら、一方では隣国やその国民から大きな経済的利益を得たいというのは、日本の政治屋たちの一方的な願望だ。
長年にわたり、日本の経済成長は対外需要に極めて大きく依存してきた。日本の政治の右傾化傾向が根本的に変わらなければ、主要な貿易相手国との間に政治的な相互信頼関係と調和が取れた安定的な二国間関係を築くことは難しく、日本経済の見通しの暗さを根本的に変えることも難しい。