「全国假日旅遊部際協調会議弁公室」(以下「全国假日弁公室」によると、2013年春節(旧正月、今年は2月10日)連休中の旅行者数は、初めて延べ2億人の大台を突破し、前年同期比20%増の延べ2億1100万人に達する見通しという。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
24日に開かれた「2013年春節假日旅遊部際協調会議連絡員会議」によると、先立って発表された高速道路通行料無料化政策と一部観光地における入場料値下げ・優待措置によって、国民の旅行意欲が刺激された。
今年の春節連休中、中国で旅行に出る人は、初めて延べ2億人の大台を突破し、前年同期比20%増の延べ2億1100万人、観光収入は同25%増の1267億元(約18億4300万円)にそれぞれ達すると予想されている。
全国暇日弁の呉文学・執行主任は「春節連休中の観光市場は、引き続き盛況を維持すると楽観視されている。しかし、国内観光市場は「限界をオーバーした観光地のキャパシティー」「目的地に向かう道路の深刻な渋滞」「極めて困難な復路の切符購入」など、数多くの未解決問題や新たな課題に直面している。これらの問題によって、各観光地は、交通・安全保障面において、過去に例を見ないほどの大きなプレッシャーを受けている。また、観光市場の秩序やサービスの質においても、さらに大きな問題が立ちはだかっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年1月25日