中国機械工業連合会の蔡惟慈執行副会長は1日の「2012年度機械工業経済運営情勢プレスブリーフィング」で「国内経済の景気が下向きになった影響で、機械工業の成長は2012年も2011年の減速傾向が続いたものの、年間では生産・販売、効益など主要経済指標で適度な成長を実現した。だが10年連続の高速成長と比べると、すでに中速成長期に入っている」と指摘。「2013年の機械工業生産・販売の伸びは12%前後、利潤の伸びは8%前後になる」との見通しを示した。人民日報海外版が伝えた。
機械工業貿易は2012年に過去最高となる540億ドルの黒字を計上したが、蔡会長は「黒字は主に内需不足による輸入減少によるもので、国際市場での中国製機械製品の競争力の高まりによるものと完全に解釈することはできない」と強調した。
「人民網日本語版」2013年2月3日