衛星測位システム「北斗」 産業に激変もたらすか?

衛星測位システム「北斗」 産業に激変もたらすか?。

タグ: 衛星測位システム

発信時間: 2013-02-04 18:54:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◆携帯電話向け地図を巡る競合

中国衛星ナビゲーション・測位産業は、大きく分けて三つに分類される。川上はチップ、OEMボード、モジュール、アンテナなど、中流は端末・システム集成、川下は販売、運営、サービスなどだ。

この産業チェーンにおいて、LBSはナビゲーション産業民用市場の新たな成長の原動力となる。

カーナビの他に、携帯電話向け地図は、業界から最も期待されているLBSに基づく産業だ。中国国内のスマートフォンは、現時点ではそのほとんどがGPSを使用している。しかし北斗システムがGPSの機能をカバーし、スマートフォンがさらに普及するに伴い、モバイルネットワークの重要なインターフェイスである携帯電話向け地図を巡る競合が、一触即発の状態に置かれる。

調査会社・易観国際のデータによると、2012年第3四半期現在、高徳地図のシェアは25.9%、百度地図は19.1%、図◆地図は9.5%に達し、中国の携帯電話用地図機能の利用者数でトップ3となった。高徳は地図コンテンツ・ナビゲーションサービスを提供し、百度は検索エンジン最大手だ。2社は地図によりローカルな生活サービスプラットフォームを構築し、携帯電話向け地図市場で影響力を拡大しようとしている。

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