中国国内のデジタル地図企業は価値創出に取り組んでいる。高徳はアップルと業務提携をし、オンライン地図市場に進出した。四維図新は新たなクラウドプラットフォームを構築し、車のインターネット(IOV:Internet of Vehicle)事業を展開する。易図通は世界ナビゲーション業界の技術的制限を取り払い、「真3Dナビゲーション」を提供した。
テンセントや捜狗などのインターネット企業もまた、スマートフォン向け地図機能の市場を伺っている。捜狗地図は携帯端末のナビゲーション機能に力を注いでおり、一部のAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)を公開した。
易観国際のアナリストは、「携帯電話向け地図は、ユーザーの位置および実店舗に関するさまざまなO2O(オンライン to オフライン)の新アプリといった、数多くのモバイルサービスを生む。携帯電話向け地図は、モバイルネットワークのビジネス方式に、創意に富む変化をもたらす。携帯電話向け地図の競争は避けられないだろう」と語った。(編集YF)
*◆は口へんに巴
「人民網日本語版」2013年2月4日