先般、メディアは、中国海南省三亜市でのカジノ営業が既に認められており、更には非換金カジノの試験的運営を中国政府が初めて黙認したと伝えた。三亜市文化広電出版体育局(文体局)は中国新聞社の取材に対し、「いかなる賭博行為に関する営業について、三亜市はこれまで一度も認めたことはない」としている。
三亜市文体局の担当者は「同局は既に、三亜市の公安、商工業関連部門と連携し、捜査チームを設置、バーでカジノを運営していると報道で指摘された三亜湾紅樹林リゾートホテルの調査を行った。現在既に、同ホテルのバーに対し、営業停止と粛正を命じている」と説明した。
また、同担当者によると、三亜湾紅樹林リゾートホテルは三亜市の観光リゾートホテルで、バーに関しては娯楽施設の経営許可証を取得しており、歌やダンスの娯楽が認められている。規定に違反した営業を行った場合には、事実確認後、法に従い徹底的な取締りを行う。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年2月19日