龐大汽貿集団は日本のスバル車最大の販売代理店だが、2011年には既に為替相場の変動による恩恵を受けている。2011年の年間業績報告を見ると、円相場の反落に加え、米ドル建て決済に変更した結果、8702万元に上る為替差益が発生した。
同集団の取締役会長秘書の車少華氏は中国証券報の取材に対し、「円相場の変動が大きく、リスクを避けるため、2012年の業務の多くは米ドル建て決済を採用しており、円建て決済はごく一部でしか行われていない。円安が進むことはメリットになるものの、為替差益においては、会社の財務状況に際立った影響を与えることはできない」との見方を示した。