海隆軟件は主に、日本に向けたソフトウェア開発のアウトソーシング事業を取り扱っている。2011年、同事業は会社の全事業の82.7%を占めた。「円安の進行は確かに、会社の事業に影響を及ぼしている」と関係者は話す。
同様に日本向けにソフトウェア開発のアウトソーシングサービスを提供する東軟集団の担当者は「会社では概ね米ドル建て決済を採用しているので、為替相場の変動は、会社の今年の収益にそこまで大きく影響しないだろう。しかし、もし円安が更に進むのなら、事業構造の微調整を検討する可能性がある」と話している。