日本車が高いシェアを占めていた仏山市に変化が生じている。市民の李成さんは10月20日に仏山モーターシティと国際モーターシティを見学し、日本車の各ディーラーに足を運んだが、購入をためらった。李さんは日本車購入後に、日本車破壊運動が再発することを懸念したのだ。
中国自動車工業協会が10月10日に発表した9月の販売データによると、9月の乗用車販売台数は前年同月比0.3%減の131万5600台となり、2012年2月以来で初の減少となった。同協会の董揚常務副会長兼秘書長は、「9月の自動車生産・販売台数が振るわなかったが、その最も重要な原因は、日本車の生産・販売台数の激減だ」と指摘した。日本7大自動車メーカーの中国販売が深刻な打撃を被り、9月の平均減少率は5割弱に達した。
日本車は中国市場で再起を図ることができるだろうか。