中国労働保障科学研究院が設立した中国人労働生産性向上研究センターはこのほど、「2012年中国企業労働生産性白書」を発表した。同白書は経済型指標・管理型指標・労働生産性心理性指標という3つの角度から、フォーチュン500社および中国上海・深セン上場企業のデータを分析した。その結果、労働生産性の高い企業ほど、高い市場競争力を持つことが明らかになった。人民日報が伝えた。
同白書は初めて労働生産性の理論・概念を提起し、「労働生産性は、管理者の有効能力。有効能力は、持続的に発揮される価値である」、「社員の特性に基づき、自らの強みを活かし、楽しい業務を実現することで、労働生産性を引き上げることができる」とした。2012年フォーチュン500社の労働生産性は、同ランキングの落選企業の1.34倍に達した。上海・深セン新上場企業の労働生産性は、上場廃止企業の1.68倍に達した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年3月19日