ブルームバーグはまた、日本人は「狡猾」であり、円安による目先の利益だけに満足しないだろうとした。いつまでも円安が続くなど、誰が保証できるのかというのだ。トヨタは、円安のうちに日本本土の生産比率を高めるという対策を講じている。「メイド・イン・ジャパン」の品質は信頼性が高く、近年増加を続けているリコールを減らすことができる。同時に将来的な円高に備え、北米工場の生産能力拡大計画を変更していない。
ビッグ3にとって、日本車の脅威には他にも、米国自動車調査機関の新車の品質に対する評価がある。米国で800万人の読者を持つコンシューマー・レポートの「2013年新車品質調査報告」では、日本車が1−7位を独占した。コンシューマー・レポートは米国車の敗因について、流行遅れのデザイン、低い信頼性、車内のマルチメディア技術の遅れと分析している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年3月23日