劉氏はさらに「現段階ではなおさらに中日韓は相手を探るような接触や工作的交渉を止め、持続的、共同的、建設的な準備枠組みの構築を提言し、自由貿易圏構築の実質的進展を促すべきだ。また、3カ国の互恵という観点から外部の妨害を排除し、世界経済におけるアジアの発言力を高めるべきだ」と注意を促した。
実は中韓は昨年5月には二国間貿易協定について交渉を行い、中韓貿易・投資の発展を促した。中韓交渉は中日韓FTA交渉よりも早く、年内に妥結する見通しとの分析がある。中韓FTA交渉が妥結すれば、中日韓交渉妥結の可能性も少し高まるかも知れない。
「中韓二国間貿易協定は次善の選択だが、中日韓自由貿易圏構築の突破口を開き、推進することにもなる」と劉氏は指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年3月25日