風力エネルギーなど再生可能エネルギーの発電範囲が広まりを見せている。これにシェールガスやメタンハイドレートなどの新エネルギーの開発が加わり、世界の新たなエネルギー構造が全貌を見せ始めている。あるエコノミストは、「今後10年間で、新たなエネルギーを発見しこれを獲得した国が、未来の世界経済をリードするだろう」と予想した。証券時報が伝えた。
■米:シェールガス革命は複製不可能か?
オバマ大統領はこのほどイリノイ州で、就任以来初となるエネルギー政策講話を発表した。オバマ大統領は代替エネルギーの重要性を強調し、エネルギー使用の効率アップを奨励した。オバマ大統領はさらに今後10年間で20億ドルの信託基金を捻出し、米国の先進的な電気自動車バッテリー、バイオ燃料電池、水素燃料電池などの研究開発に充てる方針だ。
オバマ大統領は、「中国・ドイツ・日本が相次いで新エネルギーに投資する中、米国が何もしなければ多くのチャンスを失うだろう」と語った。
米国本土では近年、シェールガスなどの新エネルギーの開発が進んでいる。米国の昨年の原油輸入量は、過去15年で最低水準となった。